7月2日(日)  −今しかないー
 務めていた職場の仲間が送別会を開いてくれるというので、一時他出を願い船引町に帰って参りました。しんみりとした周りの雰囲気とは裏腹に当の本人はいたってさばさばとしたもの、出家を志した時点で未練の二文字とはすっかり縁が切れたそんな気持ちでした。
 さて、これを期にサラリーマン生活に終止符を打ち、名実共に修行者としての生活に入りました。お寺での生活は数日経験しましたが、今日が本当のスタートライン。言葉では言い表せない緊張感に包まれています。
 実際、退職という現実に直面したのにそのことに対する不安や焦りのようなものも少なく、修行に励む思いや学ばなければならない事の多さで頭がいっぱいです。今は過ぎ去った時間を懐かしむ余裕はありません。
 今は今と考えたとたんに過去になるわけですから、今するべき事はこの今という時を精一杯人間らしく生き、道を歩む事だと思っています。未来に対する満足感を求めているのかもしれませんが、“今”という現実の中で修行できるのも家族をはじめ多くの友人に支えられてきたお陰だと思っています。
 ピカピカの一年生と同じ気持ちで仏道を学び修行を重ねたいと思います。
 今と明日以降の今のためにも−