7月19日(木) 
 仙林寺さんの山門をくぐって早一ヶ月となりました。これまでおくってきた時間を考えると長いようで短く、短いようで長いと感じる不思議な感覚にとらわれています。
 時折、私はずうーっと前からここに居たのではないかと錯覚するほど居心地の良い空間で充実した毎日をおくっています。
 ところで、昨日も一昨日も梅雨空の合間から水滴が落ちてきており外での作務もままなりませんが、渇水や断水の心配をせずに過ごす事が出来ると思えばこれも自然の恵みかと思うしかないのでしょう。
 最近やっと自然の流れの中で物事を考える事が出来るようになりました。
 一月経ってつらつら考えるに、私はこの一ヶ月何を学び何を身に付ける事が出来たのか、何もないのではないか?修行不足なのでしょうね。
 間もなく得度式を迎え仏弟子となる訳ですが、所詮五十七歳の私ですから、私以外の私ではないことをわきまえ、一歩一歩進む以外に方法は無いと思っています。
 自分のために自分の時間が使える事に只々感謝しながら修行しています。

 −修行仲間より一言
 18日の朝、そろそろ皆さん揃ったかなと坐禅堂に入ろうとすると大越さんが痛そうに腰をさすりながら外に・・・。朝課の後、病院にて診察を受けると只一言「歳ですね!」大事で無く安心しましたが、腰は身体の要、大事にして下さい。
 24日はいよいよ得度式、覚える内容もいよいよ専門的になり、量も一気に増えてきます。ギャラリーは少なめですが緊張の一時間。発心の第一歩をしるします。真剣に取り組みましょう。いよいよつるつる頭の誕生です。