1月7日(日)
 裕好さんのご修行も4ヶ月を過ぎ、道場で初めてのお正月を迎えます。お寺での年末年始は、すす払い、除夜の鐘、搗餅(餅つき)、修正会(三朝祈祷)と様々な行持が続きます。
 その中で、特に師僧様の健康や長寿また仏道精進をお祈りするのが「寿餅諷経(じゅびょうふぎん)」です。正月の三が日、床の間に龍天軸(仏法の守り神)を掛け、袈裟行李(修行の必需品入れ)を置き、また自ら搗いた餅をお供えし、読経焼香をつとめます。その餅を小さくひし形に切ったものを包みに入れ、年賀の挨拶文と併せて師僧に贈るしきたりがあります。
 その様なわけで、弟子である裕好さんから寿餅可漏が師寮寺宛に届きました。寿餅は有難く拝受し、早速床の間にお供えいたしました。伝統的なしきたりを通してお弟子さんの精進弁道の様子がうかがわれます。正月早々嬉しいご挨拶を頂きました。