当日は、天気予報では雨だったにもかかわらず、雲の切れ間から時折薄日が射すような絶好の結婚式日和でした。両家親族30名、来賓50名本堂は人で一杯になりましたが、荘厳な空気と、水琴窟の水織り音に包まれた雰囲気は、いわゆる抹香くささ(お寺の暗さ)を感じさせない式になったのではないかと自負しております。参列の方々も仏前での結婚式は初めてという方がほとんどだったようですが、「ありがたみがある」「厳かだった」「感動した」等々嬉しい声が聞かれました。
お寺=慶弔同時となるまでは、やや遠い道のりの感は否めませんが、本来のお寺の役割は「ゆりかごから・・・まで」もっと密接に人生全般にわたるお付き合いがあったはず、その為には日頃からの積極的なご縁結びが大切で、結果、ついには慶びも悲しみも同じ目線で感じられるようになることでしょう。また節目節目の行事も、単なるセレモニー(形作りの式)としての感覚的なものではなく、人生の依りどころとなる精神的基盤にまで引き上げられるものと思われます。とにかくも今回の式を通して形骸化された弔のみのお付き合いだけが対仏教、お寺ではないということを少しでも感じて頂ければ、また、ご参加頂けなかった方々にも、ほんの少し幸せのお裾分けをと思い、HP掲載の承諾を得ました。
仏教には「六識」という言葉があります。人間にある意識作用は六つに分類することが出来るといいます。目で見る(眼)耳で聴く(耳)香りを嗅ぐ(鼻)味わう(舌)身体で感じる(身)心で思う(意)以上ですが、これを見ると、残念ながら、意識の内のせいぜい二つ程度しかお伝えする(訴える)ことは出来ないようです。
何れにしても感動の主役はご両人、全体に占めるほんの一端と割り切ってお伝えすることと致します。
禅では「冷暖自知」という表現を用いますが、やはり、実際体験してみることが、大切です。これからご結婚をお考えの方、是非ご相談下さい。本物の結婚式を手作りしてみませんか、ご連絡お待ち致しております。
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