三途の川をはさんだこちら側の岸を此岸、あちら側の仏様のお悟りの岸を彼岸と言います。暦的には春分の日(お中日)をはさんだ前後三日ずつ計7日間を言いますが、仏教では、この間を悟りの世界へ到達するための特別の修行期間と定めています。布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧 六波羅密と言いますが、それぞれ、
物でも心でも見返り求めない行い
正しい教えを保つ行い
辱めに耐える行い
正しく努力する行い
正しく心を整える行い
そして、あるがままの心を認めるという事が大切である とお示しです。
中でも布施は最も重要で、なんでも結果を求める時代にあって、金品のみでなく、日常の行いすべてにおいて見返りを求めない行為は、自利利他行(じりりたぎょう)つまり、結果を求めない尊さゆえに、心に返ってくる豊かさは計り知れない物があると言えるでしょう。