2月15日は、お釈迦様入滅、涅槃の日です。現在のご葬儀のしきたりに残る「末期の水」「北枕」「四華花」等、それぞれお隠れになられた時のご様子になぞらえ、今に残っております。
実は、お釈迦様が残されたのは習慣だけではありません。「自灯明、法灯明」という言葉があります。神や仏を崇め奉るのではなく、自らをそして正しい教えを拠り所にしなさい。それが、究極の救いにつながるのです。というお釈迦様からのメッセージです。只、ここで注意を要するのは、「自ら」とは、よく整えられた自己の事、「教え」とはお釈迦様から連なる正しい教えの事を言います。とは言え心を整える方法も、正しい教えが果たして何なのかも、漠然と日暮らしを送るだけでは判りずらいものです。出家の僧侶には、二千年前の釈尊から現在に至るまでその血脈が一度も途切れることなく繋がっております。つまり、正しい教え、そしてその血筋をご縁ある皆様にお繋ぎする役目を頂いて居るわけです。現在では、葬儀に於いてその使命を果たす事となりますが、実は生前にご縁を繋ぐのがより良き結縁でございます。釈尊涅槃の日、ご仏縁を通して、皆様との良縁を結びたいものでございます。