ごみの抑制や減量での国際協力会議「3Rイニシアチブ閣僚会合」が30日閉幕、この中で小池環境相は「もったいない」精神を議長総括として強調し、3Rの推進を確認。と新聞に報じられておりました。

「もったいない」と言えばノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイ博士の提唱で、死語から一転、一躍時の言葉として注目を集めています。
3Rとは、リデュース(ゴミの減量)、リユース(再利用)、リサイクル(再生利用)ですが、これにリペア(修繕)を加えたのが国連婦人の地位向上委員会、リフューズ(抑制=物を無駄にしない)を取り入れたのが福島県商工会連合会、共に4Rとして運動を展開中との事。

ところでこの「勿体ない」は、元々仏教用語で「もったい」を「なくする」意味、世の中はすべて持ちつ持たれつ、それ自身のみでの存在などありえない、仏教の真理「諸法無我」を言ったものでしょう。また「勿」の字は、吹流しの旗を描いた象形文字で、様々な色が交ざって見分けがつかないところから「ない」「なかれ」の禁止の言葉となったとあります。つまり、体を様子・形と見れば「体なし」が「ない」。二重に否定している訳で、言えば形なきお陰様を肯定しているとなりましょう。
これらを踏まえる時、お陰様の命を頂かなくては生存できないこの身である以上、必要以上に物を溜め込まず、ご縁を頂いた「物・体」をその寿命が来るまで精一杯使いきり、欲を少なく、今ある物で満足する足るを知る心「少欲知足」の生活を心掛けるのが仏教的「もったいない運動」と言えますか。