お盆は昔から「盆と正月」という言葉でもわかるように年中行事の最も大切なものの一つでした。正式には「盂蘭盆会」といい、インドの古い言葉「ウランバーナ」を漢訳したものです。「ウランバーナ」とは「逆さまにぶら下げられるほど」の苦しみのことで、苦しんでいる先祖を供養してその霊を慰めたいとの願いからおこった行事と言えます。 さて、お盆といいますと毎年帰省の様子が半ばレジャー化された風物詩のような様相を呈している感がありますが、本来の意味が忘れられているのは残念です。第一に先祖を供養し敬う心、次に「生みたま」である祖父母、両親への感謝の心を忘れずに、食事を共にし、お互いの健康や長寿をお祝いする行事としての意味合いも含まれているのです。 せっかくのお盆、本来の意味を忘れることなく大切な行事として参加したいものです。
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