| 1月10日には仙林寺梅花講、また20日は護持会総会と併せて新年会を催しました。 梅花講の皆さんは芸達者揃い、日頃から鍛えた喉の賜物でしょうか、美声が境内に響き渡り、目出度さに花を添えて頂きました。持ち歌を披露された方には、豪華?景品も・・・。 春から縁起の良いお福分けだったようです。 護持会は、お寺の護持団体です。檀家の皆様にお納め頂く会費は、この会の運営並びにお寺の維持管理費に充てられて居ります。50名を越える世話人様の出席を頂き、17年度決算報告並びに18年度予算案をご審議頂き、満場一致で可決されました。これにより、例年通り担当世話人様が、会費の徴収にお伺い致します。檀家の皆様にはご理解頂くとともにご協力方宜しくお願い致します。 さて、話は変わりますが、お正月と言えば門松に代表されるように、松竹梅、いわゆる三友(さんゆう)を目出度さを味わうアイテムとして古来から珍重しております。松は常緑で枯れにくいところから永続性が尊ばれ、竹は真っ直ぐに伸び、また節と節の間を「よ」というところから世代が繋がる縁起木として、そして梅の花は、春一番にその芳しい香りを漂わせるところから好まれたものでしょう。ところで、曹洞宗では特にこの梅の花を四季を問わず珍重します。道元禅師様のお師僧様の如浄禅師様は、梅の花、その中でも特に長年の風雪に耐え抜いた老木に咲く梅の花を好まれたそうです。また、道元禅師様も、梅花を悟りになぞらえ尊びました。ところで「梅は寒苦を経て良き香りを発す」はよく知られた禅語ですが、冬の寒さが厳しいほど、春の訪れが待ち遠しくまた、喜びも比例して大きいのではないでしょうか、美しく芳しい梅の花にその喜びを投影することで、堪え忍ぶ心を精一杯寿(ことほ)ぐるものでしょう。そしてまたよき香りを先に想定することで、今の苦しみを少しでも和らげたい思いまで伝わって来るようです。花を人に例えれば、苦しみの解決法にヒントを与えてくれているようです。 |