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| 得度とは、正式にお坊さんの仲間入りをして、仏のみ教えを信じ、仏の徳を身に受ける証として行われる大切な修行です。本日得度の日を迎えた大越裕好さん(五十七歳)、松田瑞生君(十三歳)は正式なお坊さんとしての歩みを進めます。 裕好さんは求道者としての境涯を深め、瑞生君は仙林寺跡取りとしての期待を受けて新たな旅立ちの時を迎えました。特に瑞生君は出家したとは言え学生の身分、これから大いに世の中の見聞を広げ、人の痛みのわかる僧侶へと成長してもらいたいものです。 裕好さんは、発心(仏の道を志す心)からのご出家です。元郵便局員という経歴の持ち主で、様々なボランティア活動を通じ豊富な利他行の実践経験をお持ちです。信仰を基盤とした社会貢献を目指します。仏教の基本は何よりも信。ご修行を通じて手放しで信ずることができる坦懐なる心が養われるものと思います。 「行持道環」という言葉があります。行持とはご修行の事、環とは輪、輪には切れ目がないものです。誰にでもその時なりの境涯があり、その人なりのご修行があるものでしょう。そのように考えるとき、修行に始めなど無いこと、ましてや終わりの訪れることもないものでしょう。日日是修行。 |
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