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| 二十八日、各寺檀家代表の研修会が仙林寺を会場に開催されました。開講式、坐禅研修は例年の如く、お話の講師は「ルワンダの教育を考える会」理事長カンベンガ・マリールイーズさんをお迎えしました。 演題は“ルワンダの悲劇から命の尊さ、平和・教育の大切さについて”です。彼女は、海外交流員として来日したのが1993年、その後、帰国しておりましたが、首都キガリでは内戦が勃発。戦争の恐怖を目の当たりにした彼女は、その時の様子を「私たち親子は一畳ほどの廊下にうずくまって、次に空爆されるのは自分の家かもしれないという恐怖と戦っていました」と回想されます。そして、「窓の無い廊下に二週間ほど身を隠していましたが、どうせ死ぬなら太陽のもとへ出たい」と空爆の舞い散る屋外へと脱出し、命からがら国境を越え隣のザイールへと逃げ延びたそうです。その後様々なご縁を頂きながら再び来日、以前滞在していた福島の地へ定住することとなったそうです。その後、夫や四人の子供に囲まれ幸せな生活を営むわけですが、戦争の悲惨さ、命の尊さを体で感じる彼女はモーションを起こします。「内戦という民族間の争いも、そもそもは先進国の経済が仕掛けた地雷のようなもの、その一番の犠牲になったいるのは子供たち」祖国への学校建設を思い立ちます。その思いに賛同した皆様が、NPO法人ルワンダの教育を考える会を立ち上げ、2001年には2教室を開校する事ができたということです。今後は、貧しくても学ぶ事ができる総合学園設立を目指すのだそうです。「学校へ行き、多くを学ぶことで夢や希望を取り戻してほしい」その一心で講演活動やチャリティーイベントを精力的にこなしておられます。 講演終了後、建設資金捻出のための民芸品販売会では、その思いが通じたのでしょう、多くの浄財が集まっていたようです。 テレビから流れる映像に麻痺してしまっている平和ボケした私たちなのでしょう。『平和』の持つ意味を改めて考える良いきっかけにもなりました。 また、わが国の教育現場では、学級崩壊などと授業が成り立たない現状が問題となっておりますが、幸せすぎる環境が及ぼす弊害のような気が致します。今の子供達にこそ聞いてほしいそんな講演でした。 |